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Posted by naturum at

2016年12月13日

明石海峡ジギング 嗚呼貧果 アカンチーム入りやぁ~ 須磨耕栄丸 12月11日

結局11月は釣りに行けなかった。11月下旬には佐藤丸のボートエギングと、ハピネスのブリを予定していたが、天候に恵まれず、キャンセル。その後は諸般の事情で、なかなか釣りに行ける状況にはならず、イライラが募るばかり。
しかし、どうしても、タチウオが釣りたくて、強引に時間を作って耕栄丸に何とか乗り込んだ。
耕栄丸はまる1年ちょっとぶり。
駐車場が変わっている、係留桟橋も変わっている。
しばらく来ないといろいろと変わるもんだ。



僕的には今日はタチウオメインのつもりだったのだが、どうやら大方青物狙いで最後に申し訳程度タチウオをやるということらしい。
あてが外れたような感じ。青物対策はあまり真剣にやってなかったので、少々えらいこっちゃな感じになってしまった。
0645明石海峡大橋の東側でスタート。水深40m~20m。
先発ジグはSTAY160gブルピン
基本的なワンピッチでじっくりとやるが沈黙
0830ジグチェンジ
二番手はスティンガーバタフライロング160gピンクシルバー
ロングの飛ばしてを考慮してややピッチを広げてみる。
潮はぼちぼちで160gでもそこは取れる。
小さいがポツポツ周りでハマチは上がっている。
僕は沈黙。
0930ジグチェンジ。どうやら釣れているのはシルバーのロング系
これは、と思うジグは手元にない。
イマイチピピッと来ないが三番手CBマサムネ155gフルレーザー



今度はスロージャークでやってみる。
これも、釣れている人のジャークをみてまねてみた。
かなりふわふわやっている。
「あんなので釣れんのかなぁ~」て感じなのだが、実際釣ってはるとこみると、いいのだろう。
とにかくやってみた。すると、数投目、底を切った直後
のったぁ~!!
小さいけどとにかく乗った。リーダー入ったので船長呼ぶ。
魚影が見える、小さいハマチ。
タモの方に魚を寄せて、と思った瞬間ふっ~と抜けてしまった。
バラしてしまった( ;∀;)
この渋い状況の中では痛恨だ。
しかし、ヒットパターンが解ったので、テンションは上がった。
テンション上がったは良いが、あとが続かず。
橋のすぐ下から東に向けて流していたが、潮が悪くなってきたので橋から10分程東に移動して再開。
ここも40m~25mほどの水深。
なんかぜんぜん釣れる感じがしない。
と、半ばあきらめ気分でかなり投げて斜め引きやっていると、なんか抵抗?
うん、なんか掛かっている。あっ、はずれた?
みたいな感じでも魚だ。寄せてくるとしっかりと引きだす。走ってる。
サゴシ!
ブチ抜いてやれ!無事ゲット。
とりあえず、ようやく魚ゲットでボウズのがれ。
サゴシでも、船長は丁寧に血抜きしてビニールに入れてクーラーに保管してくれた。
1100。
それから30分で今度はバーチカルにやってた時にまたヒット。
これも初めはかかったのかどうかよくわからなかったが寄せるにしたがってはっきりと引き出す。
ほぼ同型のサゴシこれもぶち抜きだ!と浮かせようとしたところ
「ブチッ!」(゜o゜)
ジグを回収したらリアアシストが1本無くなってた。
これで青物終了。



それこそ須磨からまっすぐ南下したあたり89m~90mライン。
申し訳程度のタチウオ開始。
タチウオどうしてもしたかった理由は
①みんなに「タチウオ食べたい、行かへんの?」
 といわれ、期待されていた
②あの何とも言えないアタリと引き
 なんかクセになるようわからん気持ちよさ
の2点だ。

船長、タチウオについて問うとどうも歯切れの悪い説明。
普通なら青物ボウズでかわいそうなのでお土産確保にタチウオという感じなのだが今はどうも勝手が違うようだ。
アナウンスも「そこから10mチラホラ写ってますぅ~」
と、テンション上がらない。
とうぜん魚も上がらない。
ちらっほらっ、と上げている人いるがなんかサミシイ。
横並びの3人グループのひと青物ボウズだったがタチウオ見事に1本ずつ上げはった。
僕もようやく1本きた。
あの得も言われぬ当り。途中消えたり、突然えげつない引きになったり訳の分からないあの引き。
ええなぁ~



で、おしまい。
タチウオ1匹ですよ(>_<)

お客さん16名、船中ハマチ13匹、サゴシ7匹、タチウオチラホラ
僕はサゴシ1匹、タチウオ1匹
これ、アカンチーム入りや~ガーン



帰って早速捌く。
サゴシは53cm
案外脂が乗っていて肉厚で、サゴシ以上サワラ未満といった感じで若干あっさり目ではあったが十分美味しかった。
サゴシとタチウオのお造りと、鍋でしゃぶしゃぶ。
4人で十分のおかずだった。



今日はタックルの選択ミス。
ゼニス零式Sprint57S-6はハマチにはトップが硬すぎて、取り込み時にどうにもならなかった。
メジロクラスになるといい感じなのだが。
明石にちょうど良い竿がない。
今後の課題だ。

■■本日のタックル■■
青物
ゼニス零式Sprint57S-6、ダイワキャタリナ5000 
PE2.5号 リーダー:フロロ10号
ヒットルアー:CBマサムネ155gフルレーザー

タチウオ
ラグゼ・エルドノット63ML-R、アブ・アンバサダー5500C。
PE0.8号 リーダー5号フロロ+ダイワ太刀魚リーダー
ヒットルアー:ブランカ(赤金)125g

●●本日の釣果●●
サゴシ:53cm 1匹  
タチウオ1匹  


Posted by ikazuchi at 01:12Comments(1)須磨耕栄丸

2015年11月11日

鹿の瀬のメジロ 絶滅危惧種!!?? 須磨耕栄丸 11月11日


ここ2回の釣行、芳しくない結果に終わって、メンタル的にも下がりまくっている。
次行ってもダメだろうなぁ~、みたいな。
これぞ負のスパイラル、ちゅうヤツだ、きっと。
そして、また今日はなかなか厳しい明石のジギングに来てしまった。
耕栄丸は大好きな船なのだが、いかんせん、青物爆釣ということはついぞない。
3連敗覚悟でやって来た。


鹿の瀬から明石海峡を望む。絶景!

鹿の瀬スタート。お客は17名。やはり今日もベイトタックルがほとんどしかもかなりのライトタックル。
ごついスピニングタックルは僕くらいなものだ。
スタートから2時間うんともすんともいわない。船中沈黙。
そしてちょうど0900頃、僕の竿に待望の当りが。
ワンピッチジャークで底から2ピッチ目に「ドンッ!」と乗る。ドラグが出る。
メジロ、と瞬間にわかる特有の引き。
どうやらしっかりフッキングしているようだ。心地よい引きを楽しみながら、岡船長にランディングしてもらう。
船中メジロ一番乗り!

しかし、これが今日最初で最後の1本だった。
船中17名で、メジロ4本、ツバス1本、サワラ5本の惨憺たる結果だ。
この幸運の1本がなければ危うく今日もボウズを食らうところだった。
ヒットジグはSTAY200gシルバー
このジグは去年も耕栄丸で、あわやあと5分でマルボウズというところでサワラをゲットしボウズのがれした殊勲のジグ。

それにしても、メジロはどこへ行っちまったのだろう?
ひょっとして知らないうちに、絶滅危惧種になってんのとちゃうか~っと思うくらい釣れない。


一匹ずつ丁寧に〆て渡してくれる。ここで獲物を渡してもらう嬉しさ。
やさしい岡船長とキレイな奥さん。このお二人だから、また来たくなるのが耕栄丸。



かろうじて手にすることが出来たメジロ。ラッキーパンチ以外の何物でもない。

帰って早速お造りに。
脂の乗りは少し少な目であっさりしていたが、素晴らしい身のしまり具合。
大切な1本、心から味わった。



■■ 本日のタックル ■■
レスターファイン・コンダクター63ML、ダイワ・キャタリナ4500  PE2.5号 リーダー10号フロロ
ヒットジグ STAY200gシルバー

●●本日の釣果●●
メジロ:1匹(64cm)






  


Posted by ikazuchi at 23:42Comments(2)須磨耕栄丸

2015年09月30日

釣果はイマイチでも、最高の刺身が食えた 須磨耕栄丸 9月30日



たまに水曜日に休みが転がり込むことがある。
それはつまり、仕事が入らなかったということなのだが、ぼくにとっちゃそれはそれで有難いこと。
だって、平日に釣が行けるではないか!
ということで耕栄丸。
ここ2か月耕栄丸にはフラれっぱなしだった。
一度は強風で欠航。一度は「須磨海水浴場清掃のお手伝いでその日は出ないんですわぁ~」と。
だもんで、なんと8か月ぶりの耕栄丸。


東の空がだんだんと明るくなってくる須磨海水浴場0530

スーパームーンから3日目、間違いなく潮はいいだろう。
そして釣座じゃんけんで1番になり第一希望の右舷艫が取れるラッキー。
なんだかいい予感。


月と月見山と耕栄丸。0545もうだいぶん明るくなってきた。いよいよ船に乗り込む。

今日は鹿の瀬スタート。小一時間走ってポイント到着。
波風は殆どなく、穏やかに見えるが、潮は激流。
STAY160gブルピンでスタートもなかなか底がとりづらい。表面の穏やかさとは裏腹の激流に翻弄される。
そんな状態でお祭りも多発。
お祭り治している間に漂っていた僕のジグがペラに巻き込まれ痛恨のSTAY160gブルピン喪失。
今日の本命と位置付けていただけにショックは大きい。
たかだか30m前後の浅瀬であるが厳しい。
まわりもほとんど上がっていない。
先週白石でメジロ3本上げたSTAY200gアカキン装着。
何とか底を取れるもギリギリという感じ。
そして0930ついに何か乗る。
青物ではなさそう。
上がってきたのはフグ結構大きなフグだった。
こいつは当然丁重にリリース。



しかし、これが歴戦の勇士であるこのSTAY200gの最後の姿であった。
激流の中で根がかり。あっという間に船は進みレスキュー動作もできないままラインブレーク。
あまりにも悲しい戦死であった。
戦闘開始わずか3時間で実績のあるジグが相次いで戦死。
厳しい状況となる。

その後、やや潮の緩いハマチポイントへ移動。
船中ぽつぽつとハマチが上がりだす。
STAY200gシルバーで攻めるも当たりなし。
しばらくして、ようやく潮が緩くなっていることに気づき、そこでジグを125gブルピンに変更。
するとすぐに底から3ピッチ目にグゥ~ンと乗る。ハマチらしい引き。
間違いなくハマチだった。
0930ようやく1匹目ゲット。

今日のヒットジグ。どうも周りでも釣れているのはブルピンが多かった。

その10分後またも底から3ピッチ目に「ドンッ」と明らかにメジロ級の当り。
よっしゃ~きたきたぁ。と思った3秒後、バレた(>_<)
それぐらいから船中誰もあたりがなくなりだした。
気が付くのが遅かった。もうせめて30分でも早くにジグをチェンジしておればもう少し数がとれたろうに。
これは采配ミスだ。
あほみたいに同じジグ使ってないで状況に絶えず神経を張り巡らせ、その状況にあったものに、めんどくさがらず換えてゆかないと釣果は伸びないということが解った。



全く当りが止まったので鹿の瀬から明石海峡大橋を越えて、東の海域におおきく移動する。
潮は緩くなりジグの操作はしやすくなったものの全く当たり出ず。
移動後誰も上げていない。
もうあきらめて竿をおいてしまっている人も。
いろいろやったが反応ないのでWIDES14gブルピンをつけて少々漂わせ系アクションでやってみる。
あわよくばサワラでもという魂胆。
岡船長は、延長戦に入ってくれる。
往生際悪くシャクっていると「グゥ~~ン」と乗ったぁ!
「船長ヒットォ~」と威勢よくコール。
岡船長玉網をもって待ってくれるが上がってきたのはなんとタチウオ('◇')ゞ


F5! WIDES140gが小さく見える。

でもかなり良い型だ。
そういえば去年もここでWIDES引っ張っていてタチウオ釣った。
WIDESはタチウオ向きなんだ。
これで今日は終了。
ぱっとしない、そして課題の多い一日だった。



結局今日の釣果はご覧の2匹。
まあ、お土産あっただけでも良かった。
手ぶらの人もけっこういたしな。
でもよく見ればどっちもかなりいい魚だ。
そして捌いてみると、、、

これ、見てくださ~い
見事な脂ののったハマチ。
小さいながら身は最高級品だった。
過去3番目に旨いハマチだった。
包丁も手も脂でズルズルになった。



それからこれ。太刀魚の造り。F5だけあって身の厚みも十分、味も濃厚。
この写真と同じものが3皿出来た。これ以上にない外道。
本命青物は小ハマチ1本で不本意な結果だったが、この素晴らしいオマケのおかげでいい日になっちまったぁ。



いつも言ってるけど、ここらの魚はなぜか旨い。
ばかすか釣れるわけではないが、どうしても来てしまうのは魚の旨さゆえである。
納竿時には「あ~ぁ、今日はプ~だったなぁ~」とへこんでいたが、捌いているうちに、「これはぁ~?」
そして食って「最高やん!」
あまりの素晴らしいお造り2品のおかげでとってもいい1日となりました。

■■ 本日のタックル ■■
レスターファイン・コンダクター65L、ダイワ・キャタリナ5000  PE2.5号 リーダー10号フロロ
ヒットジグ 
?125gブルピン(ハマチ)
WIDES140gブルピン(タチウオ)
STAY200gアカキン(フグ)

●●本日の釣果●●
ハマチ:1匹(44cm)
タチウオ:1匹(F5)
フグ:1匹

  


Posted by ikazuchi at 23:59Comments(0)須磨耕栄丸

2015年01月21日

今年の釣初め タチウオジギング  須磨耕栄丸 1月14日


今年の釣初めは耕栄丸のタチウオジギング。
今年一年の釣果を占う釣初め、なんて気負って妙に力んだりして。0615頃まだ暗い中耕栄丸に乗り込み出港。
「1時間ちょっと走りま~す」と岡船長。
どこへ行くのかと思いながら寝不足のためうとうとして着いたところが友ヶ島の北側。たくさんの遊漁船、漁船がひしめいている。


旭日が上がってきた。無数の漁船がひしめいている。

なんと、いつも三邦丸で来ている海域ではないか!明石海峡周辺での釣を思い描いていただけにびっくり。
今はこのあたりでしか釣れないそうだ。
0740頃Fish On!
全く反応なし。シャクってもシャクっても何にも当たらない。船中、チョロチョロっと紐みたいな小さいのがたま~にどこかで上がる程度。
これは相当ヤバいなあという雰囲気が漂う。
3時間全く音沙汰なく経過。
水深80~90m。ボトム感度ということで底中心に探っていたがなるべく広いレンジで探るようにしたところ、やっとのことで当りがでた。
ボウズのがれの一本ゲット!


釣りたてのきれいな色。顔が映るくらい。この色を見ることが出来るのは釣り人だけの特権!

だいたい、ボトムから20~30mは浮いてきていた。
そのレンジを中心に探り出して、立て続けに3~4本上がる。
F4も1本混じっていい感じになってきた。

しかし、なかなか好調は続かず、パタパタっと釣れたりしばらくピタッと止まってしまったり。
いつもお世話になっている「あかさんぽう」も真横に来たりして。



耕栄丸はだいたいいつも12時過ぎには上がりなのだが、船長のサービスで13時過ぎまでやらせてくださった。
結局11本。ただF4は一本きりであとは上記写真サイズかそれ以下と型は小さ目だった。
他のお客は結構良いサイズを連発したり、20本弱上げている人もいたので、満足できる釣果とは言い難かった。




本当に悪相しとるなあ。身は淡白で上品、色もきれいなんだが、こやつらの本性は海底の亡者だ。


兎に角寒い釣だった。
防寒しっかりしておいてよかった。
冬の魚は旨いが、やっぱ夏の釣のほうが気楽でよい。基本夏大好き人間だけに。




帰って早速お造りに。
今日は生姜醤油と、おろしポン酢で食べてみたが、結構おろしポン酢がいい感じだった。



今年の初釣りとしてはまあまあだったのではないかな。
最初にあまり良すぎると後が怖いので、良しとしよう。

■■本日のタックル■■
①ラグゼ・エルドノット63ML-R、アブ・アンバサダー5500C。
    PE0.8号 リーダー4号フロロ+ダイワ太刀魚リーダー
②ラグゼ・エルドノット63M-R、アブ・アンバサダー5500C。
    PE1.0号 リーダー4号フロロ+ダイワ太刀魚リーダー

    ヒットルアー:DUEL アイルフラッシュ CS(パープル) 110g 3本
            ブランカ(パープル)125g 3本
            ブランカ(チャートイエロー)125g 5本
            
●●本日の釣果●●
太刀魚:11匹(max 110cm,F4)






  


Posted by ikazuchi at 23:46Comments(0)須磨耕栄丸

2014年10月23日

執念でサワラを獲る 須磨耕栄丸 10月22日


2週間あけて再び耕栄丸。
今日はどんよりと重い空で、時折小雨がぱらつき、波はそこそこ、そして強風。
のんびりつり気分という感じではなく、なんか重た~い雰囲気。


いつものさわやかな風景とは違う。重たい雰囲気の明石海峡。波高し!

いつもは晴れ晴れとした気分で見る明石海峡大橋も何だか暗~い。
今日も耕栄丸はほぼ満船17名乗船。
僕は右舷みよしから2番目の釣座。
風が強く、どうやら西へは行けない模様で、橋よりずいぶん東寄りでサワラ狙いから開始。
0630フィッシュオン!
誰一人音無し。
延々誰も一匹も揚げられない。
2時間ぐらい全くのノーヒットが続き、ようやく艫のほうでサワラが揚がる。
が、単発。
その後、橋のすぐ東寄りに移動してメジロ狙いを始めるが、こちらもだめ。
船中重たい空気が流れる。
「私も胃が痛いですわぁ~」と岡船長の悲痛なツイート(;_;)
あれよあれよという間に11:00。
「船長ヒット!」
と右舷艫。
ついにメジロが揚がる。先々週隣で釣ってた方だ。
どうやらようやく時合い到来。
そこここでメジロが揚がりだす。
僕の両隣もメジロをゲット。
みんなが釣れない状態ならいいが、次々とメジロが揚がる中、僕はまだヒットなし。
むちゃくちゃ気分は焦りだす。
「やばいんとちゃうん?」
よけいに焦る。
揚がっている様子を見ると押しなべてシルバーのロング。
それならばとSlide Actor200gのロングに兵装転換。
全然ダメ。あっという間に12:30。
もういつ終了のアナウンスがかかるかわからない状況に。
こういう状況になると、一投一投が貴重になってくる。
残りの時間は自分の一番得意なジグで勝負しかない。
みんながロングだからといって良く使いこなせもしないものを使い続けるより、使い慣れた実績ジグで勝負に出る。
STAY200gシルバー!
念を込めて丹念にワンピッチを繰り返す。
そしてついに12:50、底からワンピッチを3回繰り返したところですぅ~っとひったくられるような手応え。
思いっきり合わせると乗った!
ドンと乗る感じではなく走り回っている。
テンションが消えたり突如として突っ走ったり。
ようやく魚体が見える。
「サワラ!」
船長がたもを持って駆け寄ってくれるが、潮も相当早くなってきていて周りの人の仕掛けが2本まつっていてうまく取り込めない。
2度取り込めるチャンスを逃す。その度にドラグを唸らせて疾走する。
なかなかのパワーだ。
しかし幸い針がかりはしっかりしている。
ちからで寄せてついにネットイン!
なかなか体高のある好いサワラだ。
素早く岡船長が〆てくれる。


体高がしっかりあるよく肥えた旨そうなサワラ。おまつりをはずしたりてんやわんやで悠長に写真を撮っている暇はありませんでした<(_ _)>

「一度上げてください。次で最後の流しにしますぅ~」
もう半ばぼうずを覚悟していた。
ギリギリセーフでのボウズのがれ。
最後の流しはむちゃくちゃ早い潮と、うねりで全く底が取れず、いたるところでおまつりさわぎ。
正味、ラストチャンスでの1本だった。


ボウズから救ってくれたSTAY200gシルバーと今日のタックル。

周りが釣れて自分だけが釣れない状況で、周囲の情報に流され浮足立って、ジグをあれこれ迷ってしまった。
しかし、最後は信念を思い出して自分のもっとも信頼のできるジグで結果を残せた。
勿論、周りからの情報を無視してはいけないが、だからといって自分の釣を忘れてはいけないということがよ~っくわかった。
ということで今日も結果を残したのはSTAY!
本当にSTAYでしか釣れないようになってしまった( ;∀;)



サワラを仕留めたのはほんと久し振り。
ジギングとしてはメジロをゲットしたかったのだが、いざ食う対象としてはむしろサワラのほうが嬉しい。
久し振りのサワラの造り。
これ、本当に旨い。自分で釣る以外になかなか口にすることが出来ないだけに。


左が背の身で右が腹身。全然色が違う。腹身がとにかく旨い。


いいところだけを刺身にしてあとはお鍋を楽しんだ。
さらに余った身は西京漬けに。4日後が楽しみ。
身の歩留まりが大変良い上にバラエティーに富んだ調理方法が楽しめるためサワラは1本あげるだけでかなりお値打ちである。
ラスト5分の贈り物。堪能した。

■■ 本日のタックル ■■
レスターファイン・コンダクター63ML、シマノ・ツインパワーSW6000HG PE2号 リーダー40lbナイロン

●●本日の釣果●●
サワラ 1匹(77cm)


  


Posted by ikazuchi at 23:58Comments(5)須磨耕栄丸

2014年10月08日

明石海峡大橋の下でメジロ 須磨耕栄丸 10月8日


ポコッと平日に休みが取れた。
そんな日は耕栄丸に決まっている。
数日前に予約しておいた。
この時期はやはりシルバーのセミロング~ロング。なるべくシルエットのでかいのが良いかな?などと考えてイメージが湧いたのがこれ。



WIDTHの180gと210g。ものすごく釣れそうな気がする。勝利の予感!
数日前に購入しておいた。

さて、昨日の出船確認でも、すごくいい感じで上がっているということを岡船長から聞いてますます釣れそ~って感じ。
0600意気揚々出港。本日平日にもかかわらず、満船18名乗船。
まず、西の方からのスタート。
ものすごく釣る気マンマンだったにもかかわらず、全く生命反応を感じない。
船中ポツポツとちっちゃなツバスが上がる程度。
船長も西は諦め、0920大移動。


ボコボコに釣るはずが、開始3時間たっても生命反応無し(´・_・`)
明石海峡大橋を通り抜けて橋の東側へ。
いつも言っているが、この風景のもとで釣りをするのが最高に好き!


橋よりもだいぶ東寄りで流す。
潮は完全に止まっていて、釣りやすいのだが釣れる気がしない。
そんな中、0945ついにアタリが!乗った?いやっバレた?いやっなんかおる。
不審に思いつつも巻き上げると、なんと、ちっこいタチウオ。


ベイトの共食い。全くもって、よく似てらっしゃる。マッチ・ザ・ベイト!

やっと、生き物を見た思いで少々やる気スイッチオン。
と、思った矢先、水深30m、底からワンピッチ3~4回したところで、今度は確かな当たり。
完全に乗った!
メジロクラスか?「船長~ヒットぉ!」
それほど手こずることなく、念願のメジロゲット!


綺麗な魚体の明石のメジロ。食うのが楽しみ(*゚▽゚*)

さあ、これからだァ~、と思ってシャクりまくったが、結局本日、あとにも先にもこれ一発。終了!
でも、このまぐれ当たりの一発があってよかった。
満船18名で、上がったメジロは3匹。ほかはサワラ2本とちっちゃなツバスが数匹程度。
つまり半分の人はまる坊主だったということ!
価値ある1匹だった。


耕栄丸の魅力はなんといっても岡船長と奥さんの人柄。
いつもこうやって丁寧に一匹ずつ活〆めして渡してくださる。
「・・・さ~ん」といって〆た獲物を渡してもらうのが栄誉だ。
逆に獲物がないときはとっても寂しい( ; ; )


今日、ものすごく釣れる予感がしていたWIDTHは共食いの1匹だけで、結局メジロを仕留めたのはまたしてもSTAY。
130gピンク
なんかSTAYでしか釣れなくなってきた。

しかし、明石の魚はなんと旨いのだろう。
一般のハマチの刺身の半分の薄さにしなければいけないほどの身の締まり。
まるで別の魚である。



これから年末にかけてどんどん旨みがましてくるだろう。
何回かは来たいものだ。

■■本日のタックル■■
①ダイコー・ヘミングウェイHWVS-63/3、シマノ・ツインパワーSW6000HG。
    PE2号 リーダー30lbナイロン

②ラグゼ・ジグドライブS62MH-RF、シマノ・ツインパワーSW6000PG。
    PE2号 リーダー35lbフロロ

ヒットジグ STAY130gピンク(メジロ)
      WIDTH210gシルバー(タチウオ)

●●本日の釣果●●
メジロ:1匹(65cm)
太刀魚:1匹  


Posted by ikazuchi at 23:28Comments(2)須磨耕栄丸

2014年08月30日

フックアウト病 耕栄丸 8月29日


「逃した魚は大きい」ということわざがあるとおり、古今東西の釣り人は皆、一様に感じているところだろうと思う。
もちろん、精神的に取り逃がしたものを悔しがる気持ちからこう言う状態になるのだろうが、冷静に考えると、大きな魚ほど、掛けたは良いが、取り込みにくいだけに当然とも言えることではある。
   *     *     *     *     *
 今日の釣行は、いろいろあって家を逃げるようにして出てきたため、カメラももって出られず、携帯での撮影。
夜中に家を出たもんだから、須磨のゲート前で2時間ばかり仮眠。雨も降ったりしてなんだかわびしい時間をすごす。



5時半にゲートを開けて岡船長が出迎えてくれる。
船長の笑顔を見ると、なんだかほっとする。そんな船が耕栄丸。
いつも超人気で土日なんか相当前から予約を入れないとなかなか取れない。
そんな耕栄丸が今日はなんと、お客3人!そして、もう一人は岡船長のご子息が初ジギングで乗船。ということで釣り人は合計で4人。これは相当に珍しいことである。


ガラガラの耕栄丸。これは相当珍しい風景

昨日の電話で、今日は青物狙いとのこと!待ってました!
気合は入るが、前回の青物狙いは3月のハピネス2で丸坊主を喫したし、その前はというともう2年近くも前になる。
どうも知らないうちに青物狙いというものが非常に僕の中では敷居が高い釣りになってしまって「釣れないんじゃないか?!」という不安で占められてしまっている。これは釣りに行く以前に負けている状態である。
わかっていながら、そんな精神状態で挑む。
   *     *     *     *     *
まずは、明石海峡大橋の下での目白狙い。
それほど潮は早くない。
ここで一番げんのいいStinger butterfly longでスタート。しかし、音無し。
後ろの人が、メジロ以下ハマチ以上的なサイズを1匹ゲットされるが、船中その1本で、大橋下狙いは一旦終わりで西の方にハマチ、ツバス狙いに行く。
 移動後、しばらくしてヒット!底から2~3シャクリで食ってきた。しかし、青物にしては少々引きが、、、。
上がってきたのはこやつ。


エソ! えっ!ソ~オ!?

気を取り直して、せっせとStay130赤金でワンピッチを続ける。
今度も底から2~3シャクリで「がつ~ん」と来る。
これは間違いない青物の引き!結構糸が出る。ドラグが負けてる。
岡船長もタモを持って駆けつけてくれて「これは大きいなあ」と。
「いい感じ~い(*゚∀゚*)」
と思ったのもつかの間、ふ~っとテンションが消える。
フックアウト(//∇//)
またか( ̄◇ ̄;)、、、、(推定メジロ)

結構へこむ。しかし、これは釣れるという期待感は高まり、せっせとワンピッチ継続。
今度はフォール中に突然PEがすうっと流れる。
すぐに巻き合わせると首を振る手応え!
よっしゃ、再び青物だ!しかし今回はドラグが負けてしまうほどではない(推定ハマチ)。
順調に巻き上げてくる。
あと数メートルでリーダー、というところでスカッ、、、!
またまたフックアウト(//∇//)
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、(;_;)
なんで、そういえばここ半年フックアウトばっかりだ。
先週もちっちゃな鯛は取り込めたが、いい引きのやつはフックアウトしてる。
先月の浦島の鱈でも謎のフックアウトでばらしている。
そのまた前は串本でも(推定40cm台のハタ系?)をばらすし、三邦丸でもおそらく40cmくらい(これまた推定)のアジをばらしている。兎に角これはという引きの魚はことごとくフックアウト。上がってくるのは小さいのばかり。
いまバラした推定ハマチはもうはなから「これもバラスだろう」という気持ちが先行していた。
いわゆる「悪い予感」というやつで、これにはまってしまうともう駄目だ。
これは完全に「フックアウト病」だ。
メンタル立て直して再出発だ。


本日の情けない釣果。ツバス1匹、タチウオ1匹、エソ1匹、ほとんど坊主に近い

エソ、リリースが厳しい状態だったので持ち帰った。
初めて調理する。ファンキー山岡氏に聞くと
「肛門より後ろは造りにできるで」
ということでやってみた。
すごく甘くて旨い!


上がえその尾の身?の造り。良い身を持ってる

肛門から上はどうする?身は透き通るような綺麗な白身、見るからにうまそうなのだが縦横無尽に小骨がある。
ちょっと骨抜きをやってみるが全くきりがなく諦める。
そこで兎に角塩焼きにしてみた。


エソの塩焼き。見た目はうまそうなのだが、、、、

ニ度とたべようとは思わない。ものすごい小骨の量だった。
しかし、エソの名誉のために申し上げるが、身は非常に旨い!骨さえなければっというところだ。

■■ 本日のタックル ■■

青物
①レスターファイン・コンダクター63ML、シマノ・ツインパワー6000PG
 PE2号 リーダー35lbナイロン
 ヒットジグ:ステイ130g赤金
②ゼニス零式Sprint57S-6、シマノ・ツインパワーSW6000HG
 PE2号 リーダー:ナイロン35lb

太刀魚:ラグゼ・エルドノット63ML-R、アブ・アンバサダー5500C。
    PE0.8号 リーダー20lbフロロ+メタルリーダー8lb
    ヒットルアー:ブランカ(イエロー)125g

●●本日の釣果●●
ツバス 1匹(30cm弱)
タチウオ 1匹
エソ 1匹

  


Posted by ikazuchi at 22:46Comments(3)須磨耕栄丸

2014年08月22日

鯛カブラで明石の鯛 耕栄丸 8月22日


以前からの疑問なのだが、何故この海域の魚はずば抜けて旨いのだろう?僕の中では桁が違う旨さだと思う。
2年前耕栄丸に初めて乗って、同乗の岡田さんに頂いたハマチ、あのハマチの旨さは今でも忘れられない。そして、今日釣った30cmのちび真鯛、ところがこれがびっくりするほど旨い!正直驚いた。「やっぱ、明石の鯛なんや!」と納得。
「腐っても鯛」の諺、「ちっちゃくても明石の鯛」にかえてもいいかも。



世界一の明石海峡大橋の足元、そして、神戸、須磨、明石とビルが立ち並ぶ沿岸の風景。都会の目の前に超一級の漁場がある。そんなミスマッチがたまらなく僕を魅了する。この場所で本格的な釣りをするこの何とも言えない贅沢さ、これが好きだ。

  *     *     *     *     *

昨日の昼頃、今日が仕事休みで、特に何も用事が無いということに気がつき、ふと思いついたのが耕栄丸。早速、岡船長に電話してみる。
「今、青物もういけるんですか?」
「え~そうですね。潮にもよりますがやってますね」
「明日は空いてますか?」
「はいいけますよ。ただ、明日は潮の加減でタチウオメーンで、あとは少しカブラで鯛狙うか、サワラ狙うかですね」
「じゃあ、1名でお願いします」
という具合に急遽、昨夜のうちに、タチウオ、鯛カブラ、サワラジギングの兵装を整えて、今日耕栄丸乗り込んだという次第である。
0600出航まず、明石海峡大橋の東寄り、淡路に近いあたりで鯛カブラ。水深40~50mあたり。潮がまずまず動いていて、60gのタングステンのカブラでやってみたが、そこそこ底が取れる。



鯛カブラのタックル。 
ラグゼ・エルドノット63M-R、アブ・アンバサダー2500C(シルバー・黒ハイ)
ビンビン玉 タングステン60g(鯛カブラ終了時に痛恨のロスト)


まあ、そうそう釣れるものではないだろうと思いながら淡々と、底をとっては約20mくらい巻き上げるということを繰り返していた。一度、穂先がビンビンなりだしたが、乗らず。しばらくして隣の隣の人にヒット。30cmちょいの真鯛をあげられたもよう。いいなあ、と思っていたら僕の竿もビンビンき出した。そして今度はぐ~ンと穂先が入った。巻合わせ気味に合わせるとビリビリという小気味よい引き。間違いなく真鯛だ。気持ちいい!
ごぼう抜きできそうだったが、念のため岡船長にランディングしていただく。
思えば久しぶりの真鯛ゲットだ。


ちっちゃいでしょ。でも嬉しい。ピンボケご容赦

しかも、船中12名で、上がったのは4匹。非常に嬉しい(*゚▽゚*)。でも僕のが一番ちっちゃかった。
0800「鯛カブラ最後の流しにしましょう」
とのアナウンス。1匹釣るとなんだか急にモチベーションが上がる。で、またまたヒット。今度はそこから10mくらいで、前当たりしたと思ったらそのあといきなり穂先が食い込む。合わせると強烈な引き。緩めには設定していたものの結構ドラグが出る。しかし、20mほど巻き上げたところでフックアウト(>_<)!!
残念。逃した魚は大きい、てヤツ。

10分ほどで移動してちょうど須磨の沖合でタチウオスタート。
水深70m。開始早々こちらが入れ食い状態。
そこから10m近辺が勝負ポイント。そのへんでリフトしてはフォールしてくねくねやっているとふわっとスラッグが出る。それが当たり。


釣りたてのタチウオは本当に綺麗。キラキラしていて将に太刀である。
見てる間に3匹4匹とクーラーに入ってくる。


今日もお決まりのブランカ様。イエローで始めたが、どうもいきなり当たりカラーにビンゴという感じ。快調に数を伸ばす。風が強くなり、予定よりも40分ほど早上がりになったが、18本取れた。


今回タチウオ仕掛けをいろいろ改善してみた。
まず、メタルリーダー8lbを使用。非常に細く、しなやかで、一般のテグスと同様にくくることができる。
しかし、数本釣るとささくれてきて、何度か結び直した。だが、釣果は上がると見た。
次に、ケブラートメタルという素材のアシストフックを使用。非常にしなやかで且つ強い。全然ささくれない。
3ツ目はリアのアシストにメタルリーダーをジョイント。これはフォール時のバイトに対してジグのセンターにフックが来るようにするもの。
さらのブランカが、終わってみると歯型だらけだ。



本日の釣果。ちっちゃいが、燦然と輝く明石の鯛


左上、頑張って造りにした。ちっちゃいのに極上の刺身が味わえた。凄いの一言。
右上、鯛のアラだき。これもこのサイズでは考えられない旨みが出ていた。
左下、タチウオの造り
右下、タチウオの塩焼き。最近何でも塩焼き。これに勝るものなし。

■■本日のタックル■■
鯛カブラ:ラグゼ・エルドノット63M-R、アブ・アンバサダー2500C(シルバー・黒ハイ)
     PE 0.6  リーダー16lb
     ヒットルアー:ビンビン玉タングステン60g オレンジネクタイ
太刀魚:ラグゼ・エルドノット63ML-R、アブ・アンバサダー5500C。
    PE0.8号 リーダー20lbフロロ+メタルリーダー8lb
    ヒットルアー:ブランカ(イエロー)125g

●●本日の釣果●●
真鯛:1匹(30cm)
太刀魚:18匹(4横指≧)(Max 96cm)

  


Posted by ikazuchi at 23:59Comments(2)須磨耕栄丸