2022年07月28日
令和四年イカメタル第七戦 やっと、らしくなってきた 福井三方米春丸 7月26日

なんだかんだと言いながら、今シーズン早くもイカメタル7度目の出撃。
もうすっかり激シブにもなれてしまい、イカは簡単には釣れないモノと思い込んでしまっているところがある。
一方で「今日こそは」とはかない期待もいつも抱いている。
客も辛ければ、船長も辛かろう
インスタなどの記事を見ると、船長たちの痛ましい「嘆き」が読み取れる
なんとかならないものか?

今日は米春丸
船長も毎日悩みに悩んでいるようだ
出港後、常神半島がどんどんと離れてゆく
どんどん、どんどん
ずいぶん東へ来たようだ
「水深90m、潮はブッ飛んでいます」

今日のスターティングオーダーはオモリグはこんな感じ。
オモリ30号にすいすいドロッパーの水色
陽の残っているうちはこれで行こうか

そしてイカメタルのほうはこんな感じ
青/白スッテは今まで使ったことがない
チョット冒険してみよう。
開始早々なんかかなかな釣れんだろうと食べ物を口にしながら竿も出さずにまったりしていると
お隣さんがそうそうに良いのを掛けた
こういうのを見せられると悠長なことはしてられない
即参戦
んで、オモリグで1投目

釣れちゃった(^^;)
お隣さんありがとう
前回、薄暮でこの水色のフラッシュブーストを使って釣果を出していた人を見てまねてみたが、一撃で来た
こういうシチュエーションに効果があるのかもしれない。
そのあともこれでもう1パイ獲る。
その後陽が落ちきって早々から船中バタバタと釣れ出す。
どうやらイカメタルのほうが有利そうなのでイカメタルに持ち変える。
いつもの時間よりもずいぶん早い。しかしそこからはラッシュ。
初使用の青/白スッテにもよく乗る。

今シーズン初めてノリノリ体験だ。
40m~15mくらいまでタナはバラバラ。
カーブフォールで多く獲れた。
あるいははげし目のシャクリの後のステイでよく乗った。

鉛、ドロッパーともにまんべんなく来たが、特に2.0号の赤緑ドロッパーの反応が一番良かった。
そして今日最も特徴的だったのがドロッパーの色。
下地がクリア系が断然良く、前回ヒット連発していたドピンクや蛍光オレンジなどは逆にドン引きされた。
その日その日によって何が良いのか、やってみなければ解らない。
その辺がイカメタルの難しいところだ。
タナをつかむことと色のパターンをつかむこと
それを素早く出来た者が勝つのだろう。

結果は25ハイ。やっと、らしい感じになった。
前半の調子なら竿頭いけるかと思っていたが、後半失速全然釣れなくなった。
そんな状況でもポツポツと地味にとり続ける強者もいて、竿頭は34ハイだった。
その辺りが課題だな。
■■ 本日のタックル ■■
・イカメタル
メジャークラフトN-ONE NSE-S732NS/ST,シマノ ステラC3000、ハンドルLIVRE wing100, PE0.6 リーダー1.7号
・オモリグ
TENRYU BRIGADE Flip TR BFT5112S-MLS + SHIMANO STELLA c3000 + LIVRE wing100 + PE0.6号、リーダーフロロ1.7号
●●本日の釣果●●
マイカ25パイ
2022年07月25日
令和四年イカメタル第六戦 どこもみな苦戦しているとは言え、、 第七佐藤丸 7月23日

今年のマイカはかなり深刻な状況だ。
「イカは西から」
鳥取ではそこそこ釣れだした。こっちももうそろそろ、、と言われながら状況は改善されない。
というか、先週からさらに状況は悪化している。
舞鶴は壊滅的で、常神沖に舞鶴の船がちらほらみられるとか。
一方敦賀も一向に良い報告は聞かれない。
現状、一番ましなのが常神沖なのかもしれない。

今日は午前中波風強く、午前便はことごとく欠航だった。
1800、我々が出港したころもまだ海はバタバタとしていた。
北風も強く、沖は潮も速いようで、ポイントをどこに定めるか、各船が悩みつつ出てきている。
我らが佐藤丸は、沖へ出ずに沿岸の、風の影響の少ないところにポイントを定めた。
どうせ釣れるのは2030からだ。
それまではウォーミングアップ
さあいよいよ2030が近づいてきた。
ここからだ。本命のネタをつけて気合いを入れてゆく。
雰囲気は悪くない。いまにも穂先が動きそうなそんな感じだ。
ところが全然反応なし。
全層性にサーチをかけているが反応ない。
あれよあれよと言っているうちに2100。なんと、ここまで船中0封だ。
これはポイント選択が裏目に出たか?
たまらず船長に「全くあかんで」と、やんわりポイント移動をほのめかす。
「移動!」
あまり船長の好きでない水深のある、潮の速いポイントへ(シブシブ?)移動。
水深77m、30mまででやってくれとのこと。
さあ、どうなるか?
暫くしゃくっていると「ふぅっ」と穂先が持ち上がる。
「来た!」

待ちに待った1パイ目
なんと15mで来た。
続け続け!
30mから上へ上へと探ってゆく。
20m付近で今度は「すぅ~」と穂先が入る。
よっしゃ2ハイ目!
この調子で一気にラッシュだ!と意気込むも、そうは問屋が卸さない。
ポツンポツンと釣れるがどんどん方も小さくなる。
僕の経験上、デカいのは最初に来て、時間が経つにつれてだんだんと型が小さくなるような気がする。
船長にそういうものかと聞いたが
「そんなことない」ということだった。
時間のたつのはあっという間。
2345で生簀はこのありさま

寂しい限りだ。
30分延長してくれた。
何とか1パイでも伸ばしたい。
チョットタナを下げてやってみる。
潮も緩んで結構深いところでも釣りになるようになっている。
50m付近を探ると何やらモヤモヤする。
おるなあ
あと1パイでも欲しい。
何とか掛けてやろうとそのモヤモヤするあたりで粘っていると
穂先に違和感
「よしゃ、」

なんと小さい
これにて終了。
6パイで終わった。
でもおそらくは竿頭だったと思う。
右隣の人は気の毒にマルボだった。

これが今日のタックル
このドピンクのエギマル2.5号に助けられた。
左隣りの人も4~5ハイ上げておられたが、すべてピンクのドロッパーだった。
その日その日で何が当たるかわからない。
こまめなカラーチェンジはやはり重要だ。
今夜はかなり集中出来てたと思う。
最後まで集中を切らさずにやり切った。
その分怒涛に疲れた。

最近健康食材にハマっている。
これはケールとキヌアのサラダ。
炒めたゲソと小エビをぶっかけてゴージャスに盛った。
美味い!

ド定番のイカフライとCOBAん家の畑で獲れたオニオンフライ。
やわらかいマイカのフライは超贅沢だが、美味過ぎる。
エンドレスに箸がのびる。
これは悪魔的うまさだ。
■■ 本日のタックル ■■
・イカメタル
メジャークラフトN-ONE NSE-S732NS/ST,シマノ ステラC3000、ハンドルLIVRE wing100, PE0.6 リーダー1.7号
・オモリグ
TENRYU BRIGADE Flip TR BFT5112S-MLS + SHIMANO STELLA c3000 + LIVRE wing100 + PE0.6号、リーダーフロロ1.7号
●●本日の釣果●●
マイカ6パイ
2022年07月22日
令和四年イカメタル第五戦 バレーヒルメタリン赤緑の威力 福井県三方 米春丸 7月18日
依然として丹後以東の日本海のイカの状況は極めてシブい。
みな、「もうそろそろ」と思いながら、厳しい戦いに挑みに行く。
今日は福井三方へ出撃。
「イカは西から」
と言うことを考えると、小浜と敦賀の間である三方が当たり出すのはまだもう少し先かとも思われたが、まあいいや。
良い日もあるかもしれない。
初めて乗せてもらう米春丸。
連れから「いいよ」と教えられていて一度乗ってみたいと思っていた船だ。

受付小屋がちゃんとあってとてもきれいトイレなんて料亭並み。
それから、女将さんがチョ~素敵な方で、その時点ですでに評価うなぎ登り(笑)!
受付におすすめスッテなどが販売されていて、なかなか売っていない
バレーヒルメタリンタングステン20号赤緑が置いてあるではないか!
早速購入して乗船。

静かな三方五湖に面した船着き場から出て水路を通り外海に出て行く。
まずまず海は穏やか。
雨さえ降らないで居てくれたら良いのだが。右舷艫に陣取る。
スペースは広く、釣りやすそう。
まあまあ潮が速く、20号縛りの40mより上厳守
いささか条件が厳しいが、トラブルを考えれば致し方ない。
よし、オモリグからやっちゃろう、とロッドを手にしたときになんか違和感。

何じゃこりゃ?
竿ちゃうやん!
なんと間違えてベイトロッドを持ってきてて、しかもセットしているときには気がついていないという情けない状況。
まあええか、やれんことはない。
そんなおかしなタックルのオモリグでもとりあえず、1パイ確保。
2030僕の時間。
もう、この時間になると「釣れる」と思ってしまう。
そのあたりで、オモリグからイカメタルにチェンジ。
そして、今日も期待どおり釣れ出した。
40mから探りながら、20m切る辺りまで、まんべんなく当たる。
久々の(てか、今年初の)ラッシュだ!

受付で買ったバレーヒルメタリンタングステン20号赤緑
これが大当たり
2130までの1時間で10パイ獲れた。
そして時折ドロッパーにも来る。ドロッパーは最近のお気に入りキーストンモンローエギ夜焚きチューンレッドシャイン

ところが、思わぬトラブルが。
サバの群れが入ってきた。
そしてイカメタルにかかってしまった。
船に取り込もうとした時、船縁にラインを絡ませラインブレーク
最強セットが海の藻屑に(泣)
これ、一番あかんやつ
それを境にアタリが止まってしまう。
終盤は完全に失速。
しかし、今年最多の18パイ獲れて、蓋を開ければ竿頭に(^o^)

バレーヒルメタリン赤緑は僕には合っているのかもしれない
サイズは違いが、こいつで竿頭を獲ったのは4回目だ。
まだまだ納得のいく釣果ではなかったが、今の海の状況から考えれば上出来だったと思う。
早くXデーに当たりたい物だ。
足繁く通うしかない。

刺身は相変わらず美味い。
そしていつもの炒め物。
いろいろやるけど、結局最もシンプルな料理に集約されるな。

■■ 本日のタックル ■■
・イカメタル
メジャークラフトN-ONE NSE-S732NS/ST,シマノ ステラC3000、ハンドルLIVRE wing100, PE0.6 リーダー1.7号
・オモリグ
テンリュウ・ブリゲイドスクイッドAR70B-FLL,シマノ ステラC3000、ハンドルLIVRE wing100, PE0.6 リーダー1.7号
*おかしいやろぉ、この組み合わせ(笑)
●●本日の釣果●●
マイカ18ハイ
みな、「もうそろそろ」と思いながら、厳しい戦いに挑みに行く。
今日は福井三方へ出撃。
「イカは西から」
と言うことを考えると、小浜と敦賀の間である三方が当たり出すのはまだもう少し先かとも思われたが、まあいいや。
良い日もあるかもしれない。
初めて乗せてもらう米春丸。
連れから「いいよ」と教えられていて一度乗ってみたいと思っていた船だ。

受付小屋がちゃんとあってとてもきれいトイレなんて料亭並み。
それから、女将さんがチョ~素敵な方で、その時点ですでに評価うなぎ登り(笑)!
受付におすすめスッテなどが販売されていて、なかなか売っていない
バレーヒルメタリンタングステン20号赤緑が置いてあるではないか!
早速購入して乗船。

静かな三方五湖に面した船着き場から出て水路を通り外海に出て行く。
まずまず海は穏やか。
雨さえ降らないで居てくれたら良いのだが。右舷艫に陣取る。
スペースは広く、釣りやすそう。
まあまあ潮が速く、20号縛りの40mより上厳守
いささか条件が厳しいが、トラブルを考えれば致し方ない。
よし、オモリグからやっちゃろう、とロッドを手にしたときになんか違和感。

何じゃこりゃ?
竿ちゃうやん!
なんと間違えてベイトロッドを持ってきてて、しかもセットしているときには気がついていないという情けない状況。
まあええか、やれんことはない。
そんなおかしなタックルのオモリグでもとりあえず、1パイ確保。
2030僕の時間。
もう、この時間になると「釣れる」と思ってしまう。
そのあたりで、オモリグからイカメタルにチェンジ。
そして、今日も期待どおり釣れ出した。
40mから探りながら、20m切る辺りまで、まんべんなく当たる。
久々の(てか、今年初の)ラッシュだ!

受付で買ったバレーヒルメタリンタングステン20号赤緑
これが大当たり
2130までの1時間で10パイ獲れた。
そして時折ドロッパーにも来る。ドロッパーは最近のお気に入りキーストンモンローエギ夜焚きチューンレッドシャイン

ところが、思わぬトラブルが。
サバの群れが入ってきた。
そしてイカメタルにかかってしまった。
船に取り込もうとした時、船縁にラインを絡ませラインブレーク
最強セットが海の藻屑に(泣)
これ、一番あかんやつ
それを境にアタリが止まってしまう。
終盤は完全に失速。
しかし、今年最多の18パイ獲れて、蓋を開ければ竿頭に(^o^)

バレーヒルメタリン赤緑は僕には合っているのかもしれない
サイズは違いが、こいつで竿頭を獲ったのは4回目だ。
まだまだ納得のいく釣果ではなかったが、今の海の状況から考えれば上出来だったと思う。
早くXデーに当たりたい物だ。
足繁く通うしかない。

刺身は相変わらず美味い。
そしていつもの炒め物。
いろいろやるけど、結局最もシンプルな料理に集約されるな。

■■ 本日のタックル ■■
・イカメタル
メジャークラフトN-ONE NSE-S732NS/ST,シマノ ステラC3000、ハンドルLIVRE wing100, PE0.6 リーダー1.7号
・オモリグ
テンリュウ・ブリゲイドスクイッドAR70B-FLL,シマノ ステラC3000、ハンドルLIVRE wing100, PE0.6 リーダー1.7号
*おかしいやろぉ、この組み合わせ(笑)
●●本日の釣果●●
マイカ18ハイ
2022年07月09日
令和四年イカメタル第四戦 舞鶴沖に初見参 Dream Chacer 7月3日

各地でイカの苦戦が続いている。例年では今頃は、どこでも良い釣果が報告されている時分なのだが、今年はまだあまりいい話は聞かない。
でも、少しずつどん底は脱しつつあるような気配で、Xデーは何時か?と皆、現状を耐え忍んでいる。
京都在住の僕にとっては最も近い海である若狭小浜がいうなればホームグラウンドであるが、いろんな海を経験したいのもあり、東は敦賀、西は網野あたりまでいろいろ足を延ばしてみることもある。
西から並べれば、網野・宮津・舞鶴・小浜・敦賀
といった感じになるが今までにまだ舞鶴だけ経験がない。
今回はその舞鶴に初見参だ。

軍港として栄えた東舞鶴から出るDream Chacerにエントリー。
海自の護衛艦がすぐ目の前に接岸している。
カッケェ~!
しかし、港は雨ざあざあ、出漁の気合いに水を差す。

Dream Chacerは純白の美しい船。
船長の美的センスを感じる。
釣座も広く、清潔感あふれている。
こりゃぁいい船だ。
雨の中、沖を目指して出港。
入り組んだ舞鶴港を抜け出したころから雨は止み、夕日が顔をみせる。

カッパを脱ぎ捨てるとテンションアゲアゲ。
いいねえ~
そして雲は完全に切れて、美しい夕焼け空に。
これを見るのも夏のイカ釣りの楽しみの一つだ。
なんちゅ~美しさだ!

ポイントは冠島の西側、水深60~70mというあたり。
最近激流だと聞いていたのでかなり重たいものまで用意し警戒していたのだが、幸い潮は緩く20号でも十分余裕でできそうだ。
今日こそがXデーだ、と思い込んで序盤から頑張るも全く反応なし。
スタートはオモリグでやってみるも流れの方向がどうもよくなく、ある程度で諦めてイカメタルに持ち替える。
序盤は底勝負と思って底をネチネチ攻めるも不発。
底攻めを見切って、少しずつタナを切り上げながら探っていると、底から12~3mで竿先に違和感。
ビシッと合わせると乗った!

イカメタルでもマルボのリスクが十分ある今日この頃だけに1パイ目を上げれると非常にうれしいのと同時にホッとする。
こんな状況はもう嫌だ。Xデー、早う来い。
釣れたのはKeystone Monro Egi 夜焚きチューンレッドシャイン2.5号
今回導入した新兵器。
なんだか釣れそうな気がして急遽取り寄せたのだが功を奏した。

1パイは釣れたものの後が続かない。再び長い沈黙。
まわりも余り釣れていなさそうだ。
長い長い沈黙。
何となく雰囲気が出るのがやはり、底から12~15mあたり。
ん?触った!
乗らず
もう一度同じところに落とし直す「モゾモゾっ」
乗らず
ええい、もっかいや
「ぬっぅ~」
乗った!ついに捕えた
手に汗握る攻防戦を制し、価値ある1パイ

すかさずぶん投げてカーヴフォール
狙い通りにフォール中に乗る。
本日初の連チャンだ。
よぉ~し、ラッシュだ、と意気込んだが続かず。
ここなんだなあ。
結局その後はぽつぽつと拾っただけで終了。

結果は5ハイ。
でもみな型は良い。生簀の中は良い感じだ。
僕の見渡せる辺りの中ではおそらくトップだったが、後で船長に聞くと僕からは見えていないとこらへんで
トップ10パイ、次いで9ハイが2人、8パイが2人いたというのだから驚いた。
釣る人は釣るんだ。
まだまだやぁ
鳥取の方からはぼちぼちいい釣果が聞こえ始めている。
イカは西から上がってくる。
さあ、この辺のXデーはいつだろう?
コンスタントに通いつめようではないか。
■■ 本日のタックル ■■
メジャークラフトN-ONE NSE-S732NS/ST,シマノ ステラC3000、ハンドルLIVRE wing100, PE0.6 リーダー1.7号
●●本日の釣果●●
マイカ5ハイ