2021年05月28日
若狭湾のイカメタル 第2戦 釣りへの情熱 第七佐藤丸 5月22日

このブログを始めたのが9年と半年前。その半年前ごろからにわかに海釣りに火がついて、のめり込みだしていたのであるが、それから丁度10年になろうとしている。
その頃は、文字通り寝ても覚めても釣りのことしか考えられず、毎日のように釣具屋に通いネットを漂白し、暇があれば家の中でも竿を振り回しやみくもにリールをいじり倒していた。
まさに恋そのもの、釣り以外に何も目に入らない。
恋も3年、と言うが10年も経つと、その頃の爛れるような釣りへの思いもすっかり沈静化してしまい、言うならば釣行も日常の一コマになってきたような気がする。

船のエンジンに火が入り勇ましく吼え立てれば体中にアドレナリンが駆け巡る実感があったものだが、今では知らん間に船が岸壁を離れていても気が付かない。
『釣りへの情熱』
どっかへ行っちまったんだろうか?
マンネリ化?
乗りなれた船で、かわらないメンツと、毎年変わらぬターゲットを狙う。

まっすぐな情熱にほだされて、ついついその勢いに陥落してしまう女の子のように、火の玉のような情熱をもって魚に対峙すればきっと魚もあえなく陥落するのではなかろうか。
2年前ごろをピークに、どの釣りをしても、あまり満足のいく釣果が得られなくなってきた。
今回の釣行の帰路、COBAとあれこれ話しているうちに、これは僕の釣への情熱が低下してきたからなのではないだろうか、ということに気が付いた。

これは一種の「倦怠期」みたいなもの、あるいは「10年目の危機」みたいなものと同類みたいなものなのではなかろうか?
今夜も佐藤丸で出撃。
序盤、明るいうちからヒットは出るも、ムギイカばかり。
でも、アタリガ出る分そこそこ期待のできる滑り出し。

ぽつりぽつりと釣るも、ムギばかり。
まわりではマイカの良いサイズも混じっているのにどういうわけか僕にはムギしか来ない。
前回の反省から今日は体調管理に関してはまあまあできているだけに、そこそこの集中力は維持できている。
当たるイカの種類までは選べないが、情けない気分だ。
COBAはこの前から何かつかんだのか、今夜も周りの苦戦をしり目に順調にマイカを上げている。
くっすんはくっすんで、胴長42cmのパラソル級を上げて喜んでいる。

あれよあれよという間に2140。この時点でぼくの生簀にはまだマイカはいない。
船長も見かねてスッテやエギのアドバスをしてくれる。
「今は潮が悪い、まあ十時半からやなあ」と船長。

その言葉通り、2225にやっと待望のマイカをゲット。
湧き上がる安ど感。
それからパタパタと3バイ続けてあげることができたが、2300を回ると再びイカの気配は感じなくなり、納竿コール。

釣果はご覧の通り、マイカは3バイで終わってしまう。
COBAは今夜も竿頭、何か掴んだのだろう、きっと。

マイカは刺身

ムギイカは何にしようかと迷ったが、イカメシもどきにしてみた。
ダイエット中で米が食えないので米の代わりに木綿豆腐を突っ込んでみた。
それなりに旨かったが、もち米には遠く及ばないシロモノだった。

これは美味かったな。
スルメを半日干にしてサッと炙って一味マヨで食った。
シンプルが一番だ。
さて、『釣りへの情熱』
新し道具を買う? : イマイチ
新たな漁場を探す? : 逃げるのか?
新たな対象魚に挑む? : これはアリかも
難しいねぇ
■■ 本日のタックル ■■
メジャークラフトN-ONE NSE-S732NS/ST,シマノ ステラC3000、ハンドルLIVRE wing98, PE0.6 リーダー1.7号
●●本日の釣果●●
マイカ3バイ
スルメ1パイ
ムギ9ハイ
2021年05月13日
若狭湾のイカメタル 初戦 バルケッタプレミアム150DH筆おろし 第七佐藤丸 5月8日

イカメタルはベイトタックルか、あるいはスピニングタックルか?
おそらく売っているロッドの種類などから見ればベイトタックルの方が主流なのではないかと思われる。
去年乗った敦賀の船でも
「スピニングですかぁ~」
みたいに物珍しそうに見られたことも有った。
インスタにも釣果写真を上げているのだが
「スピニングなんですねぇ~」
みたいなコメントよこしてくれる人もいる。

しかしながら、我が佐藤丸はスピニングタックルが主流
常連は、僕も含めてほぼ全員スピニングタックル。
変態集団なのかもしれない。
とにかく佐藤イズムに浸って以来僕も長い間スピニングタックルしか使ってこなかった。

ところが、今年の3月に串本にスルメのイカメタルに行ったとき、それはそれは入れ掛かり状態が最初から最後まで続くような状況で、
す~っと棚まで落としてすぐにかかりまた巻き取るの連続といったケースでは圧倒的にベイトタックルの方が手返しよく、入れ掛かりが長時間続くうちに大差をつけられるという結果だった。
そういうシーンではベイトタックルの方に軍配が上がりそうだ。
そのような経験から、ベイトタックルも必要なんじゃないか?
と、思い出して、いったんそう思うとベイトリールが欲しくなりつい買ってしまった。

バルケッタプレミアム150DH
今まで「邪道」と目の敵にしていたデジタル棚表示付き。
それにフォールスピードの変えられる最近シマノが売りにしているFカスタムが付いている。
船長に嬉しがって見せたら、予想通りにけちょんけちょんにされた。
ロッドはそんな船長にテンリュウの名竿ブリゲイドスキッドAR70B-FLLを借りて臨む。
さて、今シーズン僕のマイカイカメタル開幕戦だ。
COBAとともに佐藤丸へ。
COBAは序盤から絶好調、怪気炎を上げている。
そう言や去年の開幕もそんなだったな。
一方僕はというと行きの道中から眠たくて眠たくて仕方ない。
ポイントに着いても瞼がやけに重たく、どうも釣りに身が入らない。
当然イカも釣れない。
早々に筆おろしのベイトタックルを投げ出して、スピニングタックルに持ち替えてしまう。
あ~、やっぱこっちの方がしっくりくる。

今季1発目ゲット。
やっぱスピニングかなあ~
持ち替えて早々にかけたのは良いが、ぜんぜん跡が続かない。
釣れないと眠気が襲ってくる。

2杯目ビッグなやつゲット。
COBAとそのお隣の方が2人で快調にとばしてる。
何が違うのだろう?
今日に限っては僕の体調管理が一番問題のようだ。
イカはやっぱり集中力がないときには釣れない。

気まぐれでバルケッタに持ち替え、なんとか墨付け成功。
それにしても今日はひどかったな、僕が、、。

こんだけだけ、しかもこのうちの1パイは船長のお情け(泣)
せっかくのニュータックル、ベイトタックルの調子をはかる事すら出来ない状態だった.
次も一応ベイトタックル持ち込んで、その真価を確かめてみたい。
■■ 本日のタックル ■■
◎ベイトタックル
テンリュウブリゲードスキッドAR70B-FLL + SHIMANO Barchetta Premium 150DH ,PE0.6,リーダーフロロ1.7号
◎スピニングタックル
メジャークラフトN-ONE NSE-S682NS/ST,シマノステラC3000 、ハンドル Livre wing100,PE0.6,リーダーフロロ1.7号
●●本日の釣果●●
スルメイカ1パイ
マイカ3ハイ(Max34cm)
2021年05月11日
丹後の青物ジギング たった一瞬のタイミングで天国にも地獄にも ロースコアーゲームの厳しさ 日本海ハピネス2 5月4日

前回にボウズ喰らった船に乗り込むのは結構勇気がいる。
「また、ボウズだったらどうしよう~」みたいな、精神が委縮した状態になりがちだ。
もちろん人にもよるだろうが。
人によれば、「クッソ~ォ、今度は獲ったる、フンッ!フンッ!」
みたいな鼻息荒い猛者もいるとは思うが、僕はどうもだめだ。
メンタルが弱すぎる。
半年前に見事ボウズを喰らったハピネス2に単身乗り込む。

連休、時化で1度も出られていないそうで、そしてまた明日もダメらしく、出船できただけでも幸運な状況だ。
しかも今日は無茶良い天気で海も穏やか。ツイてる。

とりあえず西向いて走っているようだが、なかなか停船する気配ない。
かれこれ1時間半以上走っている。
こりゃ、琴引浜あたりじゃないのかね?
相当西へ来たようだ。
なかなかヒットしない。僕だけじゃなく船中誰も、、
そして情報によると、他船も似たような状況らしい。
しゃくり倒す。
でも、舳に立つのは気持ちいい。
これで釣れればカッコいいのだが釣れなければいいさらしものだ。
ようやく左舷の人がヒット、なんとデッカイヒラメだった。
ラッキーな外道だが、外道だ。
青物はいまだ全く反応していない。
そのポイントを諦めて東へ転戦。
移動直後に左舷の別の人がヒット。メジロのダブル!、ラッキーな人だ。
さあ、爆釣タイムかと思いきや、それっきり。
出合頭の一瞬のタイミングのようであった。
筋トレは続く、前回からのノーヒットタイムが続く。
かすりもしない。
しかし、短い時合がいつ来るかもわからない。群れの動きは早い。
休みたくても怖くて休めない。
ウッカリ休んでいるときに千歳一遇のチャンスを逃してしまったら悔やんでも悔やまれない。
とにかくシャクり続ける。
良い天気で気持ち良いのがせめてもの救いだ。

そのポイントも諦めてさらに東へと戻ってゆく。
やっぱ白石か
経ヶ岬を越えた途端、風急に変わる鋭く冷たい風。
さっきまでのぽかぽか陽気が嘘のよう。
見事に変わった。
海の分水嶺みたいなものなのかなあ。
しかし、なんとなくこの厳しい雰囲気の方がブリっぽい
根拠のない「釣れソ~」という期待感がわいてくる。
確かに、ジグの引き感も、釣れそうな感じが伝わってくる。
だが、全く食わない。刻一刻と時間は経過する。
今にも食いそうな雰囲気はあるものの、またボウズか~という諦め気分がだんだんと気持ちを覆い始める。
左舷ヒット、どうやら初ジギングの方のようで、まわりの仲間からやんやの応援
お見事、小ブリを上げられた。
そのしばらく後、右舷ヒット、メジロ
16:00まわtった、、、もうあか~ん
ほぼボウズ覚悟した。
心のどこかが今日もアカンかったとねを上げている。
一方で、最後まで諦めたらアカンと叱咤する自分がいる。
もう、いつ「はい、おつかれさまでした~ぁ」のアナウンスが入ってもおかしくない。
潮は悪くない。
基本のコンビネーションで終盤は攻め続ける。
早巻き10回、ロングジャーク2回、そこからワンピッチ
ワンピッチに移行したところが僕が今まで最もよく釣っているタイミングだ。
「ん~っ?なんか乗った?」
なんか重みがかかっている
「根魚ですかね~」と船長アキヤ君
しばらくすると、魚らしい抵抗が、それが徐々にはっきり、さらに強く
「ジィィ~~^^~~^^~~」
「青物やん(^o^)/~~」
なんやねんこのアタリ、どういう食い方したらこんなあたりになるのか?
いつのまにか、しっかりとした青物らしいファイトになる。
気持ちええっ
このひと時のために頑張ってきたんや
この引き、たまらん
なんだか成長系だな、どんどん引きが強くなる。
あ~、ずーっとこの引きを味わっていたい。
水深100m以上だったので結構長いこと楽しめた。

メジロ67cm ヒットジグはダイワソルティガリーフSHBGL160g
それにしてもヘンな食い方だった。

最後にもうひと流しあったが2本目はなく終了
しかしながら、この1本獲れたのと取れなかったのでは天と地ほどの差があるなとつくづく実感した。
釣れたから、今日一日頑張った買いがあったと胸をなでおろして帰れるが、もしこの1本がなければ
2連敗(泣)としょげくりかえって帰らなければならなかったところだ。
一瞬のタイミングで天国と地獄だ。
それだからこそやりがいがあるってもんだけど、恐ろしいことだ。
今日はお客さん16人でブリ1、メジロ5、ヒラメ1の貧果。
6割の人は泣いたわけだ。
最後の流しの間、何にというわけではないが猛烈に感謝した。
釣れた魚にか、この海にか、それとも神にか、それはわからない。
一瞬の神のほほえみとでも言おうか、そういう僥倖に恵まれたことは幸運としか言いようがないことだ。

刺身も食ったが、今回のヒットはこれ、竜田揚げ
それをおろしポン酢でいただいたが、無茶苦茶美味かった。

簡単だし、めっぽう美味い。
是非是非やってみて。
■■ 本日のタックル ■■
レスターファイン・シ―コンダクター63ML,シマノステラSW8000PG,PE2.5号、リーダーフロロ10号
●●本日の釣果●●
メジロ1本(67cm)