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Posted by naturum at

2016年09月27日

GT3連戦最終日、撃チテシ止マム、ペリリュー島東岸 第三次パラオ遠征第三日目 Plug in 9月13日


気が付けば早や遠征最終日、それなりに楽しい2日間だったが、本命のデカいやつはまだ出ていない。
今日はPlug in 三浦さんの黒船にお世話になる。
Erikとも行きたいが、やはり三浦さんとも釣りしたい。
結局悩んだ末に今回の遠征は2日Erik,最終日に三浦さんのお世話になることになったのである。

過去2度黒船でGT挑戦するも、2度とも空振り。
今回こそはと、僕も三浦さんも切歯扼腕、三浦さん考えに考えた挙句、ポイントをペリリュー島東岸と絞り込んでくれたようだ。
ペリリュー島で負けるわけにはいかない。

ペリリュー島への道すがら、ベイトがワラワラと湧いているエリアがあり、取りあえず打ってみる。
いきなりグゥ~んと持ってかれる。
それ程大きくないが鋭いツッコミ。
上がってきたのはツムブリ。40cm程度なのに22cmの舞姫にくらいついてきた。
その後、水面が賑やかな感じが続いたので、何投か試みるもバイトの空振りが一度あったのみ。

三浦さん、今日のスペシャルな計画があるようで、このポイントには早々に見切りをつけて南下。
ペリリュー島の北側に広がる砂地の浅瀬に到着。
「こんなところでGTやるの?」
ていう感じ。
よくみると真っ白な砂地にポツンポツンと小さな岩礁が見られる。
どうやらそれに付くらしい。
しかし、思わぬ誤算が!
アマモの破片が帯状にポイント一帯に漂流している。
打っても打ってもルアーに引っ掛かりアクションを殺してしまう。
一発すごいバイトがあったがハズレ。

このポイントも諦める。
下げ潮もそろそろ終わり。しかし、ランチタイムにはちと早すぎる。

一旦再度北上し、アウトリーフに出てリーフ向き、ドロップオフと交互に打つ。
しかし、何の反応もなし。
しかも、ライントラブルの連発で、戦闘能力は30%まで低下。
さらに、南風はどんどん勢いを増してくる。

一旦竿を収めて行けるうちにできるだけ南下してしまう作戦に変更。
ものすごいビハインドの中を突き進む黒船。
ドタバタだ!

ペリリュー島の東岸北端より1/3程下がったところで船上ランチ。
さっさと済ませ、戦闘不能に陥ったタックルを立て直して後半戦スタート。

岸に向かって打ち、そしてドロップオフを打ち、南風に押されながらペリリュー島東岸を北へ北へと打ってゆく。
上げ潮が島にぶつかってゆく。
どう考えてもいい感じ。
しかし、撃てども打てどもバイト無し。
腕、肩、腰が悲鳴を上げる。
Ngetbar reef のエッジをなめるように打ってゆく。
浅瀬に放り込んだとき「ガツン」と一発、乗った!
良い引きだがGTの引きではない。



キツネフエダイ。なんか、久し振りに魚を触った。
これでツキが戻ってくるか?
Ngetbar reef の先にある小島(恐らく逆上陸作戦の時に一隊が身を潜めた場所)がだんだんと近づいてくる。
ものすごくいい感じの潮が当たっている。
釣れないはずない。




腕が限界を超えてきている。疲労の度を越している。
岩礁の間を舞姫が通過した時、赤い影ががバッと包み込んだ。
そしてぐんぐん引っ張る。
「レッド!」きっちり乗せるもフックアウト。
しかし、まだある。フックアウトした舞姫にさらに赤い影がチェイスしてきてもう一発バイト!
今度はガッチリ食い込んだ。
重い!
昨日、レッド君には潜り込まれているのでとにかく力業で持ち上げてゆく。
そしてネットインしてビックリ!



なんとデッカイレッド君のダブル!
こんなことあるんだ~ぁ。

しかし盛り上がったのはこれだけ。
30分延長して打ちまくったがその後はノーバイト。
この遠征は終了した。

痛恨のPlug in 3連敗、、、(>_<)
三浦さん、また来ます(泣)

■■ 本日のタックル ■■

①カーペンター エンドレスパッション85/36、シマノ ステラ14000XG、PE6号、リーダーナイロン130lb
 ヒットルアー:カーペンター舞姫120-220ブラックバック/パープルサイド

●●本日の釣果●●
ツムブリ 1匹
キツネフエダイ 1匹
バラフエダイ 2匹

  


2016年09月26日

GT戦、サメと格闘、ブルーラグーン 第三次パラオ遠征第二日目 Island Seed ltd 9月12日



昨日とは打って変わって晴天の南洋。
まさにパラダイス!
しかし、天気のいいのは良いけれど、えげつない日焼け。
出航し数分でひりひりに、SPF70が効かないビックリ

今日は東岸を南下
アウトリーフ沿いに降りてゆきながら打ってゆく。
09:55いきなり「ドカンッ」!!
猛烈に持ってゆく。十分食い込ませて
思いっきり合わせを入れる。
完璧に掛かったが体制を整える間もなくドラグがジイジイ。
ドラグを締めながら、竿を立てて必死の防戦。



良い体制を取れると、コントロールがついてきてじりじりと間合いが詰まる。
野太い引きだ。心地よい。
GT大幅サイズアップか?夢は膨らむ。
さらに間合いが詰まる。
そして魚影が見えだした。
??チョット茶色い?
細長い?、背びれ△!!!



やってしまった~、サメ君
舞姫をガッチリくわえ込んでる(@_@)
船べりで外そうとギャフを掛けて、別のギャフで外そうとするがガッチリフッキングしてしまっていてなかなか取れない。
そうしているうちに大暴れしだしてErikのおニューのギャフごと泳いでゆく。
プレー再開、もう一度手繰り寄せ ~何と奇跡的にErikのギャフも無事生還~ キリがないので船に上げてしまう。


可愛そうな「舞姫」チャン、サメ君にかじられてしまったやべー


Erikは160kgのBig男なのでサメ君小さく見えるが、推定15kgほどはあった。

*Of course I know this narine area is `Shark Sanctuary`. But I accidentally caught this shark,then we release him best to carefully.
Finally he swam away quite cheerfully魚青

サメはなかなかおっかない。えげつない歯をしているよ。
でも、パラオの海はサメの保護区になっていて絶対に殺してはいけない。だから釣ってしまうととても厄介。
引きは素晴らしいのだけどね~、、。

サメ騒ぎが収まって30分ほどして、水面下で何かが食いついた。
かなり強引に引いてゆく。なかなかのファイト。
潜られる?
竿を立てるも激しく抵抗、でも力任せに手繰り寄せると、何と50cmオーバーのよく肥えたスマカツオ。



これはご馳走だ!迷わずキープ。

打ちながら結構南下した。Ngerchong Is 辺りまで来て浅場を打っていると、ルアーの後ろに赤い大きな影が見えたかと思った刹那激しい引き。間違いなくRED君だ!こちらも合わせて、向こうに反転される前に竿を立てたはずなのだが、グググ~という嫌な抵抗、明らかに根ずれ、幸いPEではなくリーダーのようだ。船を潜ったであろう根の周りを旋回させつつリカバーを試みるが根ずれは解消されない。
少し、テンションを緩めて相手が根から出てくることを期待したが、その気配もなし。
5分ほどは粘ったが、あきらめて切った。
別注平政220F散華。

ここらでランチ
3連戦の中日、今日はすこしゆっくりしながらやろうということできれいなビーチに係留してランチを頂くことにした。




今日は風光明媚な南側のインリーフ、これぞ南洋パラオ。
折角だからと、泳いでみる。
釣りメインで来るとつい、釣りのことばかり考えて、こんなにきれいなところにいるにもかかわらず一度も海に入らないことがよくあるが、入ってみるとこれがとことん気持ちいい。
良い休憩が出来た。


パラオの色、国旗にもあしらわれているターコイズブルーの海、超キモチイィ~!

そのあとは、北上しながら沈み根を一つ一つ打ちながらKoror方面へと戻ってゆくが、後半は全くバイトなし。
あと1回、あと1回を何度も繰り返したがついに出ず。



結局GTの顔を見ることは出来なかった。

その夜は、キープしたスマガツオを持参してThe Fisherman へ。
Erik と反省会。


このスマガツオの造り、最高だった。
ホンガツオとは全く違う身だ。
脂が乗って濃厚!
他にも、フライのおろしポン酢和えや、グリル、堪能した。
それから、これ、
マングローブ貝といわれる貝のエスカルゴ風バター蒸し。


まるっこいきれいな貝殻にぷにゅぷにゅの身が入っていてビックリするほど旨い。
パラオに行った人は是非食べるべし!


■■ 本日のタックル ■■

①カーペンター エンドレスパッション85/36、シマノ ステラ14000XG、PE6号、リーダーナイロン130lb
 ヒットルアー:カーペンター舞姫120-220ブラックバック

●●本日の釣果●●
サメ 1匹
スマ 1匹  


2016年09月25日

小さくてもGTなん!? 第三次パラオ遠征第一日目 Island Seed ltd 9月11日



去年までは海外遠征なんて、暇を持て余しているセレブのやることで、自分なんかには無縁のことと思っていた。
去年8月の初遠征は家族旅行のついでで純粋な遠征とは言えなかった。
今年1月、思い切って釣だけのために単身パラオに行ってみたが、結構その気にさえなれば時間と費用は何とかなり、純な心と情熱で誠意を伝えれば家族も暖かく送り出してくれるということが解った。
出来ないだろう、とか自分には無理とか、頭から決めてかかっていて出来ないでいることって結構あると思う。
勇気をだして一歩踏み出せば、新しい世界ってモンが開ける?、、、ような気が、、するよ~な(;´∀`)

てなわけで、調子に乗ってまた来てしまった、パラオ!(^^)!
丁度出掛ける日にGTγ160が発売され、喜んでバッグに潜ませてやって来た。
(手荷物にこのでっかい針が入っていたものだから、手荷物検査でタックル一式御開帳させられてしまった)



例によって夜中の1時過ぎにKORORのVIP hotel にチェックイン。

9月11日、09:00
NECO marina へ。7か月ぶりにErik Vereenと再開。 相変わらずのBig男!
天気はところどころに雨雲が浮かび、島の中央部には激しく雨が降っている。
海上はそれほど雨っぽくはない、南洋の雨季らしい天気。

どちらに行くかと思えば、本島(BABELDAOB Is) の東岸を北上しながら根やチャネルを数投ずつ打つ。
3か所目の根に移動し、数投目。
「バカァッ!」とルアーのところに水しぶきが上がった途端、竿先が持っていかれる。
しっかり重みが乗っているのが確認でき、「ガツンッ!}と合わせる!
完璧に乗ったァ~ッ(≧◇≦)
シャープで金属的に水を打つ衝撃がバシバシ伝わってくる。
GT間違いなし!
竿を立てて、テンションキープしながらじりじりと寄せる。
そして無事ランディング。



カーペンターの今年初めに出た舞姫にガッチリ食いついている。
幸先の良いスタートに、Erik とがっちり握手。



時間はちょうど10:00。
若干小さいが、GTはGT。開始1時間で本命ゲット出来て今回遠征の前途が明るく思えた。
これで心に余裕をもって落ち着いて釣りが出来るぞ~('◇')ゞ

~~~この甘い考えが、この遠征に暗い影を落とすことになるなどとは
この時点では誰も思いもしなかった、、、、、(@_@)~~~

そのあとは、南からの風に任せ、東岸を北へ北へと打ち上げてゆく。
11:30頃、チャネルを打っているとガバッッと舞姫がひったくられる。
ギリギリと巻き続けテンション乗っていることを確認、せぇ~の~でえ~で思いっきり合わせを入れると
すっぽ抜け~~~っガーンガーンガーン
相手も面喰ったようでしばらく逆とんぼりになってしっぽでバシャバシャ水面を打って泳いで行ってしまった( ;∀;)_U~~
間違いなくGT のしっぽだった。
しばらくそのあたりを打つも反応なく、船上でランチにする。
このあたりには、なかなかつけられる港やビーチがないらしい。
島の丘の上にはMelekeok の白亜の国会議事堂が見える。
結構北まで上がってきたようだ。

気を取り直して後半戦。
空模様はだんだんと悪くなってきた。
何とか雨雲を交わしながら雨には当たらないで済んでいるが、帰りはおそらくスコールの中を強行突破せずには帰港はできなさそうである。


低く垂れこめた空と灰色の海。こうなったら南国パラオも日本海もなんにも違わない。(笑)

何度かはバイトがあった。
中には、まさに「海面が割れる」という表現しかしようがないような恐ろしいほどのバイトもあったが、補色には至らず、いたずらにドキドキしたがけであった。
そして、ヨコシマサワラのタックルにも遭った。
まるで潜水艦から発射されたミサイルさながらのジャンプ。
3秒は空中を飛んでいた。舞姫はぽ~んとはじかれてしまった。
雨雲をバックに飛翔するヨコシマサワラは圧巻だった。

そうこうしているうちに、帰港の時間に。
1本獲ってるという余裕と、明日もあるという状況で、すんなり「かえろうか」という感じ。
そして予想通り、眼も口も開けられないような激しいスコールの中を突破して帰港。
しかし、ふたを開ければ朝の1発ゲットしたのみ。
野球で言うと1回表の1点のみ、て感じ。
1日目終了。

■■ 本日のタックル ■■

①カーペンター エンドレスパッション85/36、シマノ ステラ14000XG、PE6号、リーダーナイロン130lb
 ヒットルアー:カーペンター舞姫120-220ブラックバック

●●本日の釣果●●
ロウニンアジ(小さいけど) 1匹