テンリュウBRIGADE Flip TR BFT5112SMLS 実はイカメタルに凄く使えるんだ 第七佐藤丸 6月12日

ikazuchi

2021年06月14日 08:45

TENRYU BRIGADE Flip TR BFT5112S-MLS昨年秋、ショートレングスのボートエギング用にと購入も、早々にシーズンが終了してしまったためデビューすることなく家で眠っていたロッド。
今回、オモリグ用にと船に積み込んでみた。511fという取り回しの良いレングスに、繊細だが芯のあるティップが特徴のロッド。
一応カテゴリーはティップランロッドだ。



佐藤丸、1800出船、ずいぶん日が長くなったもので、ポイントについてもまだまだ明るい。
今回の作戦は、日のあるうちにオモリグで獲る、というものだ。
ブン投げてシャクりながら、底どりしながら寄せてくる。
今夜は潮ゆるく風もなく波穏やか。とても乗り心地釣り心地良い。

しばらく投げていて、2度底どりして3回シャクってステイ中(とは言ってもエギは恐らくカーブフォールを描いて沈降中)
「ぐぅぅ~」と竿先が入る。
鬼合わせ!
「ゴンゴンゴンゴンッッッ」
すっごい引きだ。
こりゃ気持ちいい(*'▽')



開幕から良型ゲット
新兵器に早々の墨付け完了。
墨付けから良型でこやつ将来有望やのう~(^^♪

その次が凄かった。
同じパターンでアタリがでて、合わせるも、手ごたえ感じたあとスポっと抜けてしまう。
触腕が切れたかと思って巻き上げで確認しようと思ったら、エギの後ろからええ型のマイカが猛追しているではないか!
驚いて海面で誘ったら何と食いついた。
こんなん初めて見た。

そして立て続けにもう1パイ良型マイカゲット。
まだ明るいうちからいい感じのロケットスタート。

しかし、イカ釣りはそんなに甘くない。
シャクりオジサンに
「最初っからそんなに飛ばすと息切れしますよぉ~~」
と不吉な言葉をかけられた後から、まるでシャクりオジサンの呪いがかかったかのように釣れなくなる。

その間に、今まで沈黙していた人たちがリズムをつかんで猛然と巻き返しにかかる。
あっという間に抜かれてゆく。

僕もオモリグを諦め小浜リグに持ち替える。


そこからはポツリポツリだ。
型はなかなか良い。釣れれば良型だ。
シャクりオジサンは知らない間に胴長45cmほどの大剣を2ハイも獲っている。
いいなあ
COBAもかなりのサイズのを結構獲ってる。

こんなふうに一旦人の釣果が気になりだすと、ガラスのメンタルが途端にネガティブスパイラルへと吸い込まれてゆく。
何をどうして良いかわからなくなる。
「これがあかんねん」とわかっていてもこうなっちまうものはどうしようもない。
禅寺にでも行くか。

「イカはハートで釣るもんよ」
かつてどこかの偉い坊さんならぬ釣り船の船長が言っていてことが耳の奥でこだまする。
言葉では解っているんよ。
言葉の意味がわかってもできないということは解っていない。
「知行合一」とかいうやつだな。
あ~、禅問答はもうどうでもいい。

兎に角、わたしゃイカ釣りが相変わらず下手くそだっちゅうこっちゃ。
(ほら出た!ネガティブ思考)




てなわけで今夜の夜焚きも精神的打撃だけ受けて、ボロボロになって帰る。
何とかつ抜け

しかしながら新兵器TENRYU BRIGADE Flip TR BFT5112S-MLSは何かこう僕のイカメタルを変えてくれそうな感じがする。
こういうしゃんとしたティップでイカメタルをやる、という発想が今までなかった。
でもやってみると、なんとなく持ち手の感じがしゃんとする。
うまく言えないがそんな感じ。
そしてこのショートレングスが大変シャクり易い。
しばらくこれでやってみよ~



今日は贅沢なやつやってみた
壱岐から取り寄せたウニをたっぷり刺身にぶっかけて
こりゃたまらんとね~



脱マンネリでタイ風サラダに
いわゆるソンタムタレー
パクチー激のせ
夏にピッタリ




■■ 本日のタックル ■■

①メジャークラフトN-ONE NSE-S732NS/ST,シマノ ステラC3000、ハンドルLIVRE wing98, PE0.6 リーダー1.7号
②TENRYU BRIGADE Flip TR BFT5112S-MLS + SHIMANO STELLA c3000 + LIVRE wing100 + PE0.6号、リーダーフロロ1.7号

●●本日の釣果●●

マイカ10バイ
ムギ1パイ


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